なんとこの大工、逮捕後の調べで、別の10代の孫娘にも手を出していたことが発覚。再逮捕されているというから恐ろしい。
今後は、こうした「高齢者による性犯罪が増えるのではないか」と危惧する声もある。
「一時は壊滅的な状況だった風俗業界も徐々に客足が戻っています。とはいっても、若い客ばかり。以前は午前中や昼間の時間帯に利用が多かった高齢者の客はさっぱりです。やはり高齢者は、まだまだ〝感染イコール死に直結する〟というイメージが強く、不特定多数の客を相手にする風俗嬢と遊ぼうという気にはならないんでしょうね」(都内のデリヘル店長)
はけ口を失った暴走老人の興味が、家庭内に向けられかねないというのだ。
「孫娘はさすがにレアケースでしょうけど、AVみたいに〝息子の嫁さん〟にセクハラするぐらいは増えそうですね。自粛期間中は他の家族も家にいたから下手なことはできなかったと思うけど、その時期に悶々としていた爺さんたちが、今ごろ〝息子の嫁さん〟とかに襲いかかっていても不思議じゃないよね」(同)
“置き型”の盗撮が増えている…
痴漢や盗撮といった性犯罪にも、コロナによる変化がみられるという。
「在宅勤務やリモート授業などが増えたことで、通勤客や通学客が激減し、以前に比べると電車も余裕がありますからね。電車がすし詰め状態じゃないとやりにくい痴漢や、スカート内にスマホを差し入れる盗撮などが減っているようです」(前出・全国紙記者)
ただし、盗撮の被害件数は増加傾向にある。
「これまで、各都道府県の『迷惑防止条例』違反については、痴漢やダフ屋行為での検挙が多かったのですが、スマホの普及により、ここ数年は盗撮の検挙件数が大幅に増えていたんです。しかし、ソーシャルディスタンスが定着した今は、女性の後ろに密着して、こっそり盗撮する手口は成立しづらい。このため、〝置き型〟の盗撮が増え始めています」(同)
裁判の傍聴が専門のジャーナリストも同調する。
「確かに、ここ最近は女子トイレにカメラを設置するような類いの盗撮裁判が増えている印象です。中には、アパートの玄関ドア脇の換気扇に小型カメラを設置し、住んでいる女性の姿を盗撮していたなんて気持ちの悪い事件もありました。ソーシャルディスタンスのおかげで電車内での痴漢や盗撮は難しい。〝狩り〟に出ても成果がないなら〝罠〟を仕掛けようと、設置型の盗撮犯罪が増えているのかもしれませんね」
withコロナ時代の性犯罪、今後も注意が必要だ。
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