アメリカのジョー・バイデン新大統領が、就任早々、トランプ前大統領の政策からの大転換を進めている。
「州をまたぐ旅行や連邦政府の施設内でのマスク着用を義務化するなど、新型コロナ感染抑止を最優先。経済政策、気候変動や人種差別問題への対応など、すべてトランプ前大統領と真逆の方針にシフトしています」(海外通信社記者)
これに対し、トランプ前大統領の支持者たちは猛反発。死者まで出した連邦議会への突入のような事態やテロが起きかねないとFBIも警戒しているという。
「もっとも警戒しているのが、トランプ前大統領の熱狂的な支持者の中でも、世界が〝闇の政府〟に牛耳られていると主張する『Qアノン』と呼ばれる陰謀論者たちです」(同・記者)
2017年ごろから、アメリカのネット掲示板に「Q」と名乗る人物が陰謀論を投稿。これに賛同したネット民たちがSNSなどで拡散し始め、「Qアノン」と呼ばれるようになった。彼らによれば、〝闇の政府〟は、世界規模の児童売春組織を運営する小児性愛者、悪魔崇拝者の集団。その巨悪に、たった1人で立ち向かっているのがトランプ前大統領だというのだ。
『鬼滅の刃』の裏テーマは小児性愛と悪魔崇拝!?
「トランプ前大統領と敵対する民主党の政治家や政府高官などが、この〝闇の政府〟のメンバーだそうです。今回の大統領選は、彼らの妨害によってトランプ前大統領の票が大量に消えたのだと主張。これに対し、トランプ前大統領が逆襲に転じ、世界同時放送で〝闇の政府〟の存在を暴露して、メンバーを一斉逮捕すると信じ込んでいます」(同)
小学生でも笑い飛ばすような妄想を信じている輩が、日本にも急増しているというから頭が痛い。
「日本のQアノンたちにかかれば、菅総理も、もちろんロリコン秘密結社のメンバーで、大ヒット漫画『鬼滅の刃』も小児性愛と悪魔崇拝が裏のテーマに隠されているとなります(笑)。彼らはいつもソース(情報源)は米国の政権中枢だと書き添えるのですが、日本に住む訳の分からない連中と、どこで知り合ったんですかね」(ネットライター)
トランプ前大統領は、最後っ屁のように、UFOなどの国家的機密情報開示を指示するなど、こうしたオカルト好きなネット民たちを扇動し、最後の悪あがきをしていたフシもある。
架空のロリコン秘密結社のメンバーより、トランプ前大統領が逮捕される確率の方が圧倒的に高そうだ。
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