ペット産業を支える双璧的存在の犬と猫に、ある変化が到来している。
一般社団法人ペットフード協会の「全国犬猫飼育実態調査」によれば、家ごもり下の2020年10月、新規に犬を飼い始めた人は前年比14%増だったが、猫は同じく16%も増えている。
「実は犬は猫より高価で、犬種によっては例年の2倍以上に値上がりしています。しかも、想像以上に犬の世話が大変なため、飼育放棄の増加も社会問題化しています」(ペット評論家)
猫を飼うコストは犬より約4割安い
実際、犬の飼育頭数は過去10年間減少しており、直近では約850万頭まで減っている。一方でペットとして飼育される猫の数は、過去10年にわたり微増傾向にある。さて、その理由は単純に2つだ。
①犬は毎日散歩に連れて行かなければならない。また、散歩中の糞の始末も飼い主の義務で手間がかかる。
②両者とも平均寿命は14年ほどだが、体の小さい猫を飼う生涯コストは、ペットフードの量なども含めると、犬を飼うコストより約4割安い。
犬は収入減の時代に不向きなペットなのだ。ペット社会の未来は、少子化ならぬ少犬化が進み、やがて猫だらけになるかもしれない。
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