7月23日に開幕した東京オリンピックで日本人アスリートが大活躍している。暗い話題ばかりだった中での明るいニュースに、菅義偉首相はニンマリ。早速、金メダル第1号となった柔道男子60キロ級の髙藤直寿選手に首相公邸から電話をかけていた。
「総理大臣の菅です~。金メダル第1号本当におめでとうございます」と切り出した菅首相。昨年、ネット番組に出演した際に炸裂させた「こんにちは。ガースーです」の再現こそなかったが、「私も実は準決勝と決勝戦の試合を見ましたけど、本当に粘り強い戦いで、勝利への強い執念を感じました。一夜明けて、どんなお気持ちですか~?」と語りかけた。
その後も興奮気味にいくつかの質問を投げ掛け、最後に「男泣き、涙を見たときに、今までの努力を多くのみなさんが感動した。ありがとうございました」と締めくくった。
菅首相は自身のツイッターでも、《日本人選手初の金メダルを獲得された髙藤直寿選手に、直接お祝いをお伝えしました。多くの子どもや若者が夢や希望をもらったと思います。本当におめでとうございました。》と祝福。会見やぶら下がり取材でのぶっきらぼうな答弁とは異なるスッキリとした振る舞いが目立っていた。
「総理大臣が便乗とはみっともない!」
しかし、この〝態度の豹変〟に菅首相のアンチが黙っているハズもなかった。ツイートには多くの返信が送られたのだが、
《仕事しろボケ》
《まずは国会を開きましょうよ》
《こういうのはすぐやるよねぇ》
《迷惑電話》
《その前に国民の安心安全はどうした税金ドロボー》
などなど、その多くは当然のごとく批判の声ばかり。匿名掲示板はさらに辛辣で、
《総理大臣が便乗とはみっともない 数々の感動はスポーツとアスリートの努力であって、菅義偉の力じゃない》
《オリンピックで盛り上がればコロナの失政もオリンピックのゴタゴタもすべて忘れて総選挙で勝てると思ってるだろうからそりゃオリンピック選手の活躍を利用してくるよな》
など、菅首相の行動に疑問符を投げつけていた。
緊急事態宣言下での五輪強行や新型コロナの感染拡大で、菅政権の直近の支持率は発足後、最低となる30%前後まで落ち込んでいる状況。果たして、目論見通りにメダルラッシュが支持率回復の足掛かりとなるかどうか見モノだ。
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