古都・京都を揺るがす凄惨な事件が発生した。
事件現場は伏見区にあるラブホテルのスイートルーム。従業員から「女性客が人を刺した」と通報を受けた警察官が駆けつけると、室内は血の海でベッドには男性が仰向けに倒れていた。頭部には複数のボーガンの矢が刺さり、首から背中にかけて刃物による刺し傷が多数あった。男性は病院に搬送されたが、すでに死亡していたという。
京都府警は7月10日、この部屋にいた陶芸家の佐藤千晴容疑者(31)を殺人容疑で逮捕。被害男性は同じく陶芸家の古川剛さん(37)だった。
「佐藤容疑者は古川さんの愛弟子で、2人は愛人関係にあったとみられます。容疑者は『殺すつもりでやった』と供述しており、強い殺意をもって犯行に及んだようです」(捜査関係者)
次代を担う存在と目されていた被害者
古川さんの実家は、京都で100年以上続く清水焼の窯元。家業は長男が継ぎ、次男である古川さんは、独自の作品を生み出すべく研究を重ねていた。
「国内外に出展を重ね、多くの賞を受賞するなど、若くして次代を担う存在と目されていた。2015年に結婚し、妻と5歳になる娘と暮らしていました」(大学時代からの友人)
一方、佐藤容疑者は京都府出身で、大学卒業後は12年から栃木県益子町の製陶所に勤務していた。この時、すでに同級生だった夫と結婚しており、16年に京都に戻った後は、夫婦で陶芸工房を開いていたという。
「彼女は昔から古川さんのファンでしたが、20年ごろからはその影響で、すっかり作風が変わりました。それにしても〝ダブル不倫〟とは驚きました」(同)
分からないのは『曜変天目茶碗』のような、底の知れない男女の情愛である。
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