
緊急事態宣言が解除されようが新たに〝まん防〟が発令されようが、東京・銀座の大半のクラブは通常営業を続けている。しかし、そんな中、収入激減による生活苦からホステスが半減していることが分かった。
「コロナ禍前は約1万人ともいわれた銀座のホステスが、半数の5000人近くまで減っています。夜8時ごろの銀座の美容院は、以前なら出勤前のホステスたちでにぎわっていましたが、今や閑散としている。界隈を歩いているホステスもまばらですね」(銀座社交料飲協会加盟店クラブ関係者)
昨年4月に緊急事態宣言が発令された際は、確定申告しているホステスは持続化給付金、店側は協力金や雇用調整助成金などで急場をしのいだという。
「昨年5月25日の解除後は、客を抱える人気ホステスは出勤できましたが、あとは自宅待機でした。しかし、昨年12月の年末商戦は、どの店も在籍しているホステスをほぼ出勤させた。その段階では、ホステスの数も目立って減ってはいなかったのですが…」(クラブチェーン店責任者)
下げ止まりどころか増え続ける感染者…
にぎわいと比例し、新年に突入するころからコロナ感染者が増加。政府は緊急事態宣言を再発令し、再び時短営業を要請した。
「ホステスらは自宅待機に逆戻り。時短要請の取り締まりも厳しくなった。所轄の築地署は時短要請に応じない店に対し、風営法違反の疑いで家宅捜索に入った。その店へは都からも『時短要請に従ってください』という通知が届いたのですが、罰金を取られたケースはなかったようです」(同)
4月12日からは「まん延防止等重点措置」で、再び午後8時までの時短営業となったが…。
「解除前から感染者は、下げ止まりどころか増え続けていました。収束の見通しは立たず収入もゼロ。見切りをつけて田舎に帰ったり、昼間の仕事に転職、アルバイトに専念するホステスが急増しています。〝まん防〟発令でも通常営業がほとんどですが、日本一の繁華街は寂しくなってしまいました」(銀座クラブ店長)
夜の蝶は絶滅寸前だ。
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