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睡眠薬で「集団レイプ」!? SNSで集まった鬼畜3人の手口は…

Alina Kruk / Shutterstock

昨年9月、大阪市内の居酒屋で30代女性に睡眠薬入りの酒を飲ませ、集団で乱暴しようとした疑いで、舞台となった居酒屋の店主・喜々津晃被告(50)、会社員の亀山泰誠被告(23)、介護職員の西垣宏真被告(34)の3人が逮捕・起訴された。

大阪府警の捜査関係者が明かしたところによると、この事件は事前に亀山被告が、SNSの掲示板に30代女性の顔写真を貼付し、〈この女を懲らしめたい。薬入りの酒でも飲ませて、やってしまうのはどうだろう〉と書き込んだことが発端。それを見た他の2人が「面白そうだ」と集まった。

亀山被告は親しく交際していた女性と仲違いし、金銭トラブルになっていた。その腹いせに、先の書き込みをしたのである。

暴行寸前…まさに危機一髪!

事件当日の9月6日夜、客を装った西垣被告が居酒屋の目立たないコーナーで待機し、亀山被告が「話し合いをする」と言って女性を店に誘導。席に着いた喜々津被告が、女性に睡眠薬を入れた濃いハイボールを飲ませた。

「実はSNSの書き込みをフォローしていた別の男性がいて、警察に逐一通報がありました。事件当日、現場の居酒屋に捜査員が駆けつけて女性を保護しましたが、このとき彼女は酒を飲んだ直後だったようで、捜査員に話を聞かれているうちに意識が朦朧としてきたそうです。まさに危機一髪でした」(捜査関係者)

女性は無事で怪我もしていなかったが、店内にいた3人が性的乱暴目的で酒を飲ませたことを認めたため、準強制性交未遂容疑の現行犯で逮捕し、その後に起訴されていた。

事件の舞台になった居酒屋『創作料理 喜きつ』は、大阪・西天満で十数年続く和食料理の店。コロナ禍でもテイクアウトを中心に、客足が途絶えることはなかったという。

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