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ヒトラーの自殺現場…政府が秘匿し続けた「総統地下壕(ドイツ)」【侵入禁止のタブー区域⑥】

※イメージ (画像) chrisdorney / Shutterstock.com

いまや金さえあれば宇宙にも行ける時代だが、世界には国家や政府、巨大企業によって隠蔽され、厳重に管理された一般人が立ち入ることのできない「侵入禁止のタブー区域」が存在する。こうした場所こそ、探検され尽くした地球に残る〝現代の秘境〟である。ただし、近づく者に命の保証はない…

アドルフ・ヒトラー〝最期の地〟である「総統地下壕」は、現在もベルリンに存在する。

戦後、ドイツ政府はネオナチの聖地となることを懸念して破壊を試みたが、あまりに頑丈だったために完全に破壊することはできず、存在を封印することで人々の記憶から消し去ろうとした。

「千年王国」の中枢が駐車場に

しかし、2006年に駐車場になっていた現地に案内板を設置。案内板には、主要な部屋やヒトラーが命を絶ったとされる部屋の位置なども記されているが、実際の総統地下壕へ入ることはできない。

歴史的な背景を考えると、今後も一般公開される可能性は限りなく低く、ヒトラーが夢見た「千年王国」の中枢となるはずだった総統地下壕は、いまもベルリンの地下でひっそりと眠っている。

侵入禁止のタブー区域⑦に続く

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