11歳長女に“目潰し”で妻が逮捕！ 元関脇・嘉風は2つの裁判で大忙し

去る3月22日、大相撲の中村親方（元関脇・嘉風）の妻である大西愛容疑者（42）が、長女への暴行容疑で警視庁に逮捕された。

「逮捕容疑は昨年6月、東京都世田谷区の自宅マンションで、小学校5年生（11）の長女の体を蹴ったり、髪の毛を引っ張ったりした疑い。長女が被害の様子をスマートフォンで撮影しており、それを父親である中村親方に見せて発覚しました。親方は現在、妻と離婚調停中です」（捜査関係者）

長女が撮影した動画には、まるで信じがたい暴行シーンが映っていたという。

娘が虫刺され薬のスポンジヘッドを壊したと疑った大西容疑者が、ドスの利いた声で「おまえ、ムヒ、こんな無茶苦茶にすんな、オラァ！」と怒鳴る。娘が必死に否定すると「おまえじゃない？　目に入れたろか、おい、はよ言え！」と娘に覆いかぶさり、目に薬の容器を押しつけようとする。

恐怖さえ覚える虐待行為

娘は激しい痛みに「痛い、死ぬ」と悲鳴を上げるが、大西容疑者は「おまえ、目がつぶれんぞ！」「死ねばいいのよ。ほんとバカだよ」と罵声を浴びせ続ける。これが腹を痛めて産んだ実の子に対する行為かと、恐怖さえ覚えるほどだ。

現役時代の中村親方は2004年に初土俵。それから9場所で十両、12場所で新入幕とスピード出世で知られた。09年に3歳年上の愛容疑者と結婚し、一男一女をもうけている。

しかし、19年6月に故郷の大分県佐伯市で合宿中、同市のPR企画に参加したところ渓流で右膝を痛め、それが尾を引いて同年の暮れに引退している。20年10月には「怪我の責任は市にある」として約5億円の賠償を求めて提訴、昨年11月に初公判が開かれた。

昨年7月、中村親方と子供2人は自宅を出て妻と別居しており、現在、離婚調停中。公私ともに多忙を極めている。

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