プロボクシング界の異端児、あの〝浪速乃闘拳〟亀田興毅氏が、大阪市内で3月にボクシングジムを開設する。
日本人選手として初の世界3階級制覇を達成した興毅氏は、型破りな試合運びと派手なパフォーマンスなどで、実績と人気は申し分なかった。だが、日本ボクシングコミッション(JBC)を巻き込んだトラブルも多く、現役時代から何かと世間を騒がせてきた。
2015年10月に引退し、現在は主にタレント活動を行っている興毅氏が、今度はジム会長として再びボクシングに関わることになる。新ジム『3150ファイトクラブ』には、元世界2階級王者の弟・亀田和毅らが所属する見込みで、プロ選手の育成を主な目的とするが、一般の練習生も受け入れるという。
「和毅は一昨年に協栄ジムを離れて以来、無所属で試合ができない状態。興毅氏は自身のブログでも語っているように、弟の実力を認めているだけに、試合ができないことに責任を感じています。そのサポートがジム開設の大きな理由でしょう」(ボクシング記者)
周囲では冷ややかな声も…
やはり興毅氏はボクシング馬鹿。井上尚弥や井岡一翔の活躍を見て、刺激されたのかもしれない。しかし、周囲では冷ややかな声が多いのも事実だ。
「亀田一家は目立つのが大好きやから、今回もその手でしょう。親父(亀田史郎氏)のこともあるし、あまり関わりたくないですわ。それに会長以外のスタッフが集まるかどうか…」(在阪ジム会長)
「要するに興行としてのボクシングをやりたいだけでしょ」(某プロモーター)
現在はJBCから追放されたも同然の亀田一家。それだけに興毅氏が自ら会長に就いてのジム開設は、今度こそ最後のチャレンジになりそうだ。
あわせて読みたい
- [New] 巨額赤字の楽天が球団売却!? サイバー球界参入で『ABEMAイーグルス』誕生か
- [New] 岩手県にプロ野球「新球団」誕生!? 大谷翔平や佐々木朗希を育てた“怪物伝説”の聖地
- [New] 楽天・田中将大“会社設立”の動き!? 「引退」へのカウントダウンが始まった
- [New] 清原和博氏が中日入閣!? ピンチの後輩・立浪監督の“アドバイザー”待望論
- [New] 日ハム新球場「エスコンフィールド」イマイチな理由…4人家族なら1回5万円の出費!?
- [New] 侍ジャパン監督「後任選び」が難航!イチロー氏や松井秀喜氏が選ばれない“裏事情”
- [New] 大相撲“大物ルーキー”落合VS大の里の出世争いが熱い!師匠は現役時代のライバル同士