オート界は2021年のスタートを切り、正月レースも終了した。年始を飾るビッグレースの予定も多い中、伊勢崎オートでは今年最初の『GⅠシルクカップ』が、1月7日から5日間にわたって開催される。
年始のGⅠレース、果たしてどう推移するのか、有力選手をピックアップしながら展望していきたい。
外来勢の中で、鈴木圭一郎の名前がない(12月23日現在)のは残念だが、それ以外はほぼベストメンバーといえる斡旋。中でも全国1位の青山周平は、不動の優勝候補だ。一昨年暮れから高位安定で推移し、愛車の動きもトップレーサーに相応しく、波のない1年をすごした。ここも優勝戦線の中心は揺るがない。
青山周平に挑む一番手は…
対青山に、スピードで真っ向勝負を挑むのが伊藤信夫。当地では昨年、SGオートレースグランプリで久々のSG制覇を成し遂げ、その後も11月末に抜群のタイムで優勝を遂げるなど、走路との相性は申し分ない。冬場は一層、パワーアップするタイプであり、青山にとっては脅威といえる。
また、昨年暮れにかけて急上昇した木村武之も侮れない。12月のGⅠスピード王では鈴木圭一郎、青山周平を直接対決で寄せ付けなかった。伊藤同様に得意の冬場&好相性バンクだけに、優勝戦線から外せない。
もちろん髙橋貢、早川清太郎の地元勢や、荒尾聡、金子大輔、佐藤貴也、中村雅人、永井大介といった強豪も僅差。どんな5日間となるのか、興味は尽きない。
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