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エジプト政府が公式に存在を認めた「カイロの聖母」【世界の超常現象③】

※イメージ (画像)Andrew Shenouda / shutterstock

かつて世界で起きた事件や現象の中には、現代化学をもってしても解明できない人知の及ばぬものが存在する。ここでは代表的な7つの現象を取り上げるが、信じるか信じないかは、あなた次第です。

エジプトには、イスラム教徒だけでなく、現地で「コプト教徒」と呼ばれるキリスト教徒が多く住んでいる。

1968年4月2日深夜、エジプトの首都カイロの郊外にある聖母教会の屋根に女性が出現し、バスの整備をしていた男たちがその姿を目撃した。

数百万人が目撃し難病が治癒した者も

その女性は明るい光を発し、片手にオリーブの枝のような物を持ち、明らかに普通ではない存在だったという。

ほどなくして女性は姿を消すが、この噂はすぐにカイロ中に広まり、教会周辺には「聖母が出現した」と大勢の人が集まるようになった。

そして1週間後、群衆の前に光り輝く聖母が再び姿を現したのだ。その後、3年の間にたびたび同様の現象が起こり、最後に出現した1971年までの間に数百万人もの人間が、この聖母を目撃した。

こうした目撃者の中には、難病が治癒したという者も現れ、警察による調査が行われるも、この現象を科学的に説明することはできなかった。

ただ、コプト正教会教皇は、この聖母を公認するとの声明を出し、エジプト政府も本物と認めたのである。

世界の超常現象④に続く

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