
3月下旬へと延期されていた高知競馬『第35回全日本新人王争覇戦競走』が、新型コロナウイルス感染症の観点から、開催中止となった。今年の新人王が誕生しないのは残念だが、来年の頂上決戦へ向けて戦いはすでに始まっている。若さ溢れるヤングジョッキーたちの走りに注目しよう。
また、『LVRレディスヴィクトリーラウンド』の開催中止も発表されたが、来年度は女性騎手のみでレースを繰り広げる『LJSレディスジョッキーズシリーズ』の復活を含め、女性騎手シリーズ競走の拡充を予定しているとのことで、こちらも来年に期待したい。
さて、3月10日に大井競馬場で開催されるのは、春の南関東古馬短距離重賞『第12回フジノウェーブ記念』だ。13年までは東京スプリント盃の名前で実施していたが、14年からは同レースを4連覇したJBCスプリント勝ち馬フジノウェーブの功績を称えレース名を改称。翌月の交流競走・東京スプリントに向け、短距離路線を歩む有力馬たちが数多く出走する。
穴党にはおすすめの一戦!
1番人気馬の成績は【3・0・1・6】、2番人気が【0・1・3・6】と、決して好成績とは言えず、1、2番人気の馬がそろって3着以内に入った年は2回しかない。昨年優勝したトロヴァオも6番人気から3年3カ月ぶりの重賞勝ちで、2着には12番人気マッチレスヒーロー、3着に11番人気のドリームドルチェが入り、3連単170万円を超える高配当となった。
1400メートルで争われる大井競馬唯一の古馬重賞だけに、予想も難しく一筋縄ではいかない。穴党にはおすすめの一戦と言える。
そして、11日は名古屋競馬で『第44回名古屋大賞典』(JpnⅢ)が行われる。フェブラリーS後ということもあり、エスポワールシチーが出走した11年を除いて一線級の馬は出走せず、JRA重賞クラスの競走馬の出走が目立つ。また、トップクラスへの足掛かりとなる競走でもあり、スマートファルコン、ニホンピロアワーズ、ホッコータルマエなどは後にGⅠ馬となっている。今年は2月に佐賀記念を制したクリンチャーが参戦。実績馬だが、その牙城を崩す新星が現れる可能性も十分ある。
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