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地球外生命体の細胞が降り注いだ!?「ケーララの赤い雨」【世界の超常現象⑤】

※イメージ (画像)Lane V. Erickson / shutterstock_

かつて世界で起きた事件や現象の中には、現代化学をもってしても解明できない人知の及ばぬものが存在する。ここでは代表的な7つの現象を取り上げるが、信じるか信じないかは、あなた次第です。

2001年7月25日から9月23日の約2カ月間、インド南西部のケーララ州で、断続的に空から「赤い雨」が降り注ぎ、住民たちを恐れおののかせた。

いくつもの研究機関が調査に乗り出すと、赤みの原因物質にはなんらかの生物が関係していることが明らかになり、インド政府は「地元に生えている藻類の胞子が由来」と決定づけた。

彗星爆発によって撒き散らされた?

しかし、この説では、この地の胞子だけが舞い上がり、雨雲とともに落下した原因など、肝心なことが解明できないというのだ。

その後、別の研究チームが、「彗星爆発によって撒き散らされた地球外生命体の細胞の混入」であるという説を唱え、注目を浴びることになる。この研究チームは、赤い雨が降る直前に確認された「轟音」や「閃光」を重視したとされる。

地球上の原始生命は宇宙から隕石などに付着して到来したという説を〝パンスペルミア説〟というが、事実なら、この説を補完するものだ。

現在も複数のチームが赤い雨の分析を継続中だが、もしこの説が本当だとすれば、世紀の大発見となるだろう。

世界の超常現象⑥に続く

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