大谷翔平、山本由伸、佐々木郎希の恩師・千葉ロッテ吉井理人監督をドジャースが招聘へ

今季最下位のロッテは吉井監督を解任へ

8月に入り、佐々木は100マイル(約161キロ)を連発し、ポストシーズンで復帰の可能性も残すが、ロバーツ監督は来季に備えさせる方針だという。“吉井待ち作戦”とみられる。

「育成してモノになれば安い買い物だが、現状では“令和の怪物”は名ばかり。そこでアンドリュー・フリードマン編成本部長は、ロバーツ監督の意向に沿って佐々木の師匠、吉井氏招聘に踏み切ったとの情報がある」(MLB解説者)

吉井氏は、ロッテの監督になっても佐々木だけは自ら指導し、一貫して心身の成長を最優先させた。

「過保護では?」と批判されるほど登板間隔を開けて育成。入団3年目(’22年)に1試合19奪三振のプロ野球タイ、また完全試合(史上16人目)を達成させた。

ロッテ在籍は5シーズンで29勝15敗ながら、大谷と並ぶ日本人投手最速の165キロをマークしている。

一方、今季のロッテはパ・リーグ最下位が決定的で、吉井監督は責任を取って辞意を固めているという。

後任はサブロー(大村三郎)ヘッドコーチ、地元・習志野高OBの福浦和也二軍監督、掛布雅之氏(元阪神二軍監督、現ハンシン・レジェンド・テラー)らの名が…。

いずれにしても吉井監督の転身先がMLB球団ならば、ロッテも快く送り出す。

ドジャースの「拡大路線」は止まらない。

「週刊実話」10月2・9日号より