「実家の○○が全滅して…」脱力系お笑いコンビ・ロングコートダディが“解散の真相”を激白

霜降りせいやにたしなめられた 

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――いいですね。ちなみに、お二人はボケとツッコミが決まっていないですが、当時からそのスタイル? 

兎「ですね。あの頃は、堂前がAとBでセリフを割り振った台本を持って来てたんで、ライブごとに入れ替えたりもしていました」 

――珍しいですね。 

堂前「昔はお互い個性も全くなかったんで。飽きないようにやってたんですよ」 

――その後、手応えを感じ始めたのはいつでしょう? 

兎「漫才劇場のメンバーになる手前くらいですかね。先輩に『こいつらオモロいな』ってことで、寄席に呼んでもらえるようになった」 

堂前「ヤーレンズさんとかね。徐々に自信がついてきた時期だった気はします」 

――漫才劇場メンバーになってからは、さらに自信も人気も出たのでは? 

兎「いや、全然ですよ! 右も左も分からず、トークで冷めるようなこと言って、霜降り明星のせいやにたしなめられたりして(笑)。勉強の日々でした。ただ、バトルライブでは、ほぼ最速で一番上のランクに上がれてはいましたね」 

――その後も、着実に結果を残されてきた印象です。 

兎「2020年に初めてキングオブコント(以下、KOC)の決勝に進出したんですが、その年、漫才劇場メンバーのニッポンの社長と滝音も一緒で、感慨深かったですね。正直、現実味がなくて夢かなと思いましたが」 

堂前「そうなん? 僕は準決勝終わって“行ったな”とは思ってましたけどね」