「自分たちは正しい」浜岡原発データ不正…中部電力トップ3人辞任の裏にあった“独自の正当化理論”

3氏が辞任、新社長は就任初日に地元へ

今回の不正の責任を取り、水野明久相談役、勝野哲会長、林欣吾社長の3氏が9月30日付で辞任した。10月1日には安井稔氏が新社長に就任し、初日から地元の御前崎市の市長らへのあいさつ回りに動いた。

林氏は9月14日の記者会見で、ガバナンスと組織風土に重大な課題があったと認め、「すべての指摘を真摯に受け止める」と語った。

中部電力は浜岡原発3、4号機の再稼働審査の申請を取り下げた。ただ林氏は、企業体質を見直して生まれ変わったうえでの再申請を目指す考えを示している。

いったん白紙になった再稼働への道。新体制が問われるのは、失った地元と社会の信頼をどう取り戻すかだ。中部電力の再生への道のりは険しい。

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