「高市一強」の裏で林芳正が動く…総裁選へ広がる“反高市”包囲網

消費税1%と統一地方選…政権に待つ難所

次期総裁選までに高市氏を待ち受けるのは難所の連続だ。10月5日に召集された臨時国会は、会期が12月12日までの見込みで、来年4月から2年間、飲食料品の消費税率を1%に引き下げる関連法案が最大の焦点となる。ただ、参院で与党は過半数割れしており、野党の協力が欠かせない。さらに、就任前の発言が問題になった簗和生農相をめぐり、野党は首相の任命責任を追及する構えだ。

物価高、円安、日中関係に加え、来春には統一地方選も控える。対策を一歩でも見誤れば支持率は急落し、高市おろしが始まるのは政界の常だ。高市政権がピンチに陥ったとき、火消し役を担える人物はいるのか。そして、その役回りを得意とする「119番」が閣外に出た今、彼が火を消す側に回るのか、火をつける側に回るのか。永田町の視線は、すでにそこに注がれている。

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