時効15年の恐怖――不同意性交被害者たちが明かす「泣き寝入りしない」戦い方【不同意性交の代償・後編】

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大阪府警の調べで、2026年の上半期は府内で不同意性交事件が前年の約4倍に倍増していることが判明した。そこで、本誌ではさまざまな「不同意性交」の被害者たちに、卑劣な手口と憤り、そして思わぬセカンド被害の実態を聞き出した!(2回中の2回)

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■警察の冷淡な対応とセカンドレイプ――優秀な弁護士との出会い(ガールズバー店員・23歳)

日本において、性犯罪の被害届はほとんど受理されない、と事前に聞いてましたが本当でしたね。

警察に相談に行っても、「そういう仕事(水商売)の方が客から被害、ねぇ」「刑事事件としてはちょっと難しいかもしれませんね」とまったく相手にされず。口には出されずとも、「民事裁判で頑張ってください」といった雰囲気全開なんです。

なので、その可能性も含めつつ弁護士を探したのですが、これがまた本当に大変で。市区町村から民間まで、さまざまな性犯罪者支援窓口経由で無料弁護士相談ができるのですが、「訴えましょう!」なんてやる気のある先生なんてゼロ。中には、「相手から訴え返される可能性もありますよ」なんて逆に責めるような方までいましたから。

もちろん、私の運が悪かっただけかもしれませんが、多くの性被害女性はここで諦めてしまうと思いますよ。

極め付けは、困り果てた末、知人に紹介してもらった弁護士で、「どんな体勢でどうされたか」など根掘り葉掘り犯行の詳細を語らされ、まさにセカンドレイプ。事件前に加害者と飲んだ店名を知ると、「えぇっ、その店、僕もよく行きますよ!」と声が上ずった時には寒気がしましたよ。

これで完全に男性弁護士に対して抵抗感ができた私は、性犯罪専門を謳っている女性弁護士を探して自腹で相談に。私のメンタル的にも限界で、これでダメならもう諦めようと思ってました。

ところがこの先生は「事件性がない、と言われた方々の気が知れません。これは完全に逮捕案件です」と一言。即座に警察に同行してくれ、刑事にガンガン詰め寄って被害届を提出。供述調書の作成に、加害者の捜査と、「今までの苦労はなんだったの?」レベルで事態が動き、それから約3カ月くらいで加害者は逮捕されました。

弁護士もピンキリと思ってましたが、先生次第でここまで変わるなんて想像もできませんよね。だから、もし、私と似たような経験で心が折れた被害女性がいたら、諦めずに素晴らしい先生を探してほしいなと思います。

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