高市首相が「脱麻生」へ加速! 「7月内閣改造」を巡る主導権争いの舞台裏

7月に激突か!?

高市早苗首相と自民党の麻生太郎副総裁の深謀遠慮な権力闘争が水面下で繰り広げられている。

麻生氏は高市政権の後ろ盾でありキングメーカーであるものの、政権誕生から半年が経過し情勢も変わりつつある。有力視される「7月内閣改造」に向け、主導権争いが活発化しているのだ。

「5月21日、麻生氏の音頭とりで高市首相大応援団の勉強会『国力研究会』が発足しました。自民党所属議員417人中、8割以上に相当する347人が入会した。しかも、発起人には麻生氏を筆頭に昨年の総裁選で高市氏と争った茂木敏充外相、小泉進次郎防衛相、小林鷹之政調会長らも名を連ねた。この布陣に党内外からは第2次大戦時、戦争礼賛の国民的組織『大政翼賛会』を思い起こさせるという懸念の声が上がったほどです」(政治アナリスト)

国力研究会の会長には加藤勝信前財務相、麻生氏は最高顧問に就いた。

高市政権誕生の「産みの親」が目の上のタンコブに

そもそも麻生氏といえば、石破茂前首相の退陣を受け昨年10月に行われた自民党総裁選で高市氏を支持。高市首相誕生の流れを作った産みの親とされている。

「高市氏は麻生氏の義弟・鈴木俊一氏を幹事長に据えるなど論功行賞で応えた。麻生氏にすれば、今後も高市氏をコントロールして政権への影響力をさらに強めたい思惑がある。一方の高市氏にすれば、麻生氏への恩義は幹事長と総務会長ポストなどで報いた。今後は高市色を鮮明に打ち出し、長期政権を目指したいところで、キングメーカーの立場を持続したい麻生氏は目の上のタンコブなわけです。麻生氏の影響を断ち切りたい顕著な例が出たのが1月の衆院解散でした」(政治担当記者)

解散総選挙では、高市首相は麻生氏や鈴木幹事長にも事前に相談することなく決断した。メンツを潰された両氏は激怒したというが、高市自民圧勝の前に2人とも沈黙せざるを得なかったのだ。

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