3月末に『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)と『火曜サプライズ』(同)が終了してから、食リポでの「まいうー」がおなじみだったタレントの石塚英彦を、とんと見掛けなくなった。
石塚だけではない。女性お笑いトリオ『森三中』、『チュートリアル』の徳井義実、友近など中堅に属するタレントの出番が明らかに減ってきている。
新型コロナ感染の影響で民放の広告収入が激減する中、番組制作費カットは至上命令。まず高額なギャラを得るタレントのリストラは敢行されたが、今年に入ってから100万円クラスの中堅のリストラが進行しているといわれているのだ。
「大半のバラエティー番組は、ゲスト出演者に支えられている。それならギャラが1本10万円から30万円くらいの『お笑い第7世代』を起用した方が、安上がりでコスパもいい。50万円以上の中堅は高くて、とても使えませんよ」(番組制作会社プロデューサー)
森三中の代わりは3時のヒロイン
お笑い第7世代とは、2010年代後半から台頭してきた若手お笑い芸人の総称で、霜降り明星、ミキ、EXIT、ハナコ、フワちゃん、ゆりやんレトリィバァなど実力者ぞろい。
「石塚の食リポ起用に関しては、同じ事務所に大食いタレントのギャル曽根がいますからね。彼女をキャスティングすれば、ギャラは石塚の3分の1で済む。この節約は大きい」(同)
石塚と同じく3月末に『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)のレギュラーを降板したのが森三中だ。
「森三中と似た女性トリオが第7世代の『3時のヒロイン』です。断然、彼女らの方がギャラは安い上、新鮮味もある。森三中の居場所も狭まっています」(バラエティー番組スタッフ)
森三中と同じ吉本興業に所属する徳井義実、吉本から専属エージェント契約になった女性ピン芸人の友近も、リストラ候補に名前が挙がっている。
「脱税騒動を起こして謹慎した徳井は、ギャラが100万円以上と依然として高額です。友近はギャラ+吉本とのギクシャクした関係がネック」(ネット情報記者)
まいうーな仕事はない。