【WBCの伝説3】大谷翔平「泥だらけの胴上げ投手」へ!2023年WBC、14年ぶり世界一奪還の全軌跡

ロサンゼルス・ドジャース公式インスタグラムより

【開幕直前WBCプレイバック3】
いよいよ3月5日から開幕する野球の世界一決定戦「2026 World Baseball Classic(WBC、ワールド・ベースボール・クラシック)」。同大会は今回で第6回を迎えるが、これまで日本代表「侍ジャパン」は3度頂点に立っている。2度の連覇が懸かるが、その道程は平坦ではない。そんなWBC本番直前に、これまでの大会における「侍ジャパン」の“軌跡”を前回に続き振り返ってみた。(※以下、選手の所属・肩書は大会当時)全3回中の3回。

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●WBC第5回大会 大谷翔平が胴上げ投手に…アメリカを下し3回目の制覇!

第5回WBCは2021年に予定されていたが、(新型)コロナ禍で2年延期され、2023年3月に行われた。

栗山秀喜監督は2021年12月の就任に際して、「一つ一つ安心してプレーできるように選手を信じること」「集まった選手たちで一番勝ちやすい形を作るのが監督の仕事」と抱負を述べた。

しかし、コロナ禍とあって「栗山ジャパン」の船出は、代表チームのお披露目となるはずだった2022年3月の台湾代表戦が中止、初の実戦は11月まで持ち越しとなるなど必ずしも順調ではなかった。

そんな中で、大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、鈴木誠也(シカゴ・カブス、負傷のため出場辞退)と、日本人メジャーリーガーの相次ぐ参加表明が、「侍ジャパン」には大きな追い風となった。

今大会の日本は東京(ドーム)で行われた1次ラウンドB組で、中国、韓国、チェコ、オーストラリアを撃破し、4戦全勝で決勝トーナメントに進出。準々決勝ではイタリア、準決勝ではメキシコを破ってアメリカと戦う決勝戦への進出を果たした。

連覇を狙ったアメリカ代表は、スター選手が目白押しの「本気モード」。大谷のエンゼルスの同僚であるマイク・トラウトが主将を務め、カイル・タッカー(ヒューストン・アストロズ)、ポール・ゴールドシュミット(セントルイス・カージナルス)ら錚々たるメンバーが名を連ねた。

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