江川卓が巨人監督に急浮上! 46年前に交わした「監督就任の密約」を元敏腕記者が衝撃暴露

原はゴジラ松井の監督就任には猛反対

昨年6月に逝去した“ミスタープロ野球”長嶋茂雄終身名誉監督の「遺言」は、愛弟子・松井の巨人監督就任とみられる。

松井は引退後も米国に拠点を構え日本球界から距離を取ってきた。これは、メジャー行きを巡って“読売のドン”渡邉恒雄氏と決裂したためで、「ナベツネさんが存命の間は絶対に読売には帰らない」と頑なだった。

しかし、最大の障壁だった渡邉氏も一昨年末に亡くなっており、順当に考えれば阿部の後任監督は松井で決まりである。

ところが、ここにきて巨人関係者の間で次期監督候補として急浮上してきた名前がある。“昭和の怪物”江川卓である。1987年に引退して以降、これまで一度も巨人のユニホームを着たことはない。

それでも、筆者は「江川監督」実現の可能性は決して低くないと確信している。それは46年前に筆者があえて書かなかった「幻のスクープ」があるからだ。

江川の名前が挙がっているのはなぜか。そこには今の巨人が抱える内部事情が影響している。まず有力視されている「松井監督」だが、実はまだ最後の障壁が残っている。今の巨人の監督人事に絶大な発言力を持つ前監督・原辰徳だ。

原は読売ジャイアンツのオーナー付特別顧問の肩書で院政を敷いており、自分の監督時代に説得を振り切ってメジャーに移籍してしまった松井の監督就任には大反対しているのだ。

「原は生前のナベツネさんや今の山口寿一オーナーに『帰って来たくないと言っているのだから、もういい加減、松井にこだわることはない』と進言してきましたからね。松井には『ジャイアンツ愛』がないと思っているのでしょう」(元巨人球団幹部)

そして、この原の院政は松井以外の監督候補にも影響をきたしている。昨年、二軍監督だった桑田真澄が辞任した経緯も、原の意向によって実質的に追放されたようなものだ。

「山口オーナーは阿部の後に桑田を昇格させる構想を持っていたんです。ところが、原は山口オーナーと会談した席で桑田昇格案に大反対した。この動きを事前に察知した桑田は自分から辞任、退団したのが真相ですよ」(同)