エロ軍師20年 福井県・杉本達治前知事セクハラざんまい

全国知事会より
越前の殿様ご乱心――。福井県の杉本達治前知事(63)が20年近くにわたり、福井県庁の女性職員4人に対し、愛人になるよう求めたり、性的行為を求めるLINEやメールを大量に送ったり、スカートの中に手を入れてお尻を触ったりするなどのセクシュアルハラスメントを繰り返していたことが明らかになった。

セクハラを裏付けるメッセージは約1000通に上っており、「エッチなことは好き?」「さしつさされつで楽しもうね」などと常軌を逸したものが多数あった。調査を実施した特別調査委員会は、「ストーカー規制法や刑法の不同意わいせつ罪に抵触する可能性も否定できない」と杉本氏の行為を糾弾した。

昨年4月、福井県の公益通報窓口に女性職員から「杉本氏から愛人になることを求めてきたり、食事に誘ってきたりするLINEが複数回届いた」とする届け出があり、今回の事案が発覚した。昨年9月から今年1月まで、公正・中立かつ専門的な観点で特別調査委(弁護士3人)が調査を実施した。

杉本氏は昨年11月下旬、記者会見を開いて女性職員にセクハラメッセージを送ったことを認め、同12月上旬に福井県知事を辞任したが、「軽口だとか、少しふざけたつもりで書いていたということがもともとあったんだと思う」などと弁明していた。しかし、特別調査委が報告書で明らかにしたのは、弁明と大きくかけ離れた非常識極まりないものだった。

杉本氏は東大法学部卒で、1986年に当時の自治省(現・総務省)に入省。長野県、徳島市、山形県など地方勤務などを経験し、’04年、初めて福井県勤務となり総務部長に就任した。3年間の勤務の後、内閣参事官となり、’13年に再び福井県に戻り、副知事となった。その後、総務省を経て’19年の福井県知事選に出馬し初当選。セクハラ発覚時は2期目だった。

福井県庁の女性職員へのセクハラは福井県総務部長から内閣参事官に異動した’07年ごろに始まったという。

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