ゴジラ松井「電撃ヘッド」で巨人復帰の怪情報!?

巨人OBの見解も阿部擁護派と桑田支持派で二分...

一方で就任2年目、’25年シーズンの阿部巨人は、いきなりのセ・リーグ優勝から一転、3位に終わり、阪神の独走Vを許した。

さらに来季は3年契約の最終年。次期政権の影が見え始める時期でチーム内が揺らぐ。

そこで大規模な組織改革を断行。その象徴が桑田真澄二軍監督(57)の追放だ。

今季のイースタンリーグで優勝を果たした「チームNo.2」の桑田二軍監督を追放し、今季までDeNAでコーチを務めた石井琢朗氏を後任に。

さらに一軍から三軍すべてでヘッドコーチを廃止して、一括統治に乗り出した。

「阿部監督が走り込みと伝統的な精神論を重視する昭和のスポ根野球を追求するのに対し、早大大学院でスポーツ経営学と組織論、東大大学院で投球や打撃の効率的な動作解析を研究した桑田氏は自主性を重んじるアカデミックな野球。トップチームとファームの指導方針が噛み合わず、路線統一が課題だった」(巨人担当記者)

巨人OBの見解も阿部擁護派と桑田支持派で二分。読売本社と球団は阿部監督中心の現場の一体化に舵を切り、方向性を統一した。

そうは言っても、桑田氏は松井氏と共に有力な次期監督候補。球団が、阿部監督が求める〝破門〟にあっさり応じたのには疑問符が付くが…。

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