“85年組”デビュー40周年ライブが実現「美奈子、美穂の素晴らしい歌と共に想いを届けたい」

『ヤンヤン歌うスタジオ』みたいなライブが目標

網浜直子、松本典子 (C)週刊実話Web
――ところが、結果はお2人がWグランプリ。
松本「驚きましたね。発表のときに『2人いる』と聞かされて、エントリー番号が早かった私が最初に呼ばれたんです」

――きっと、好対照の2人で甲乙つけがたかったんでしょうね?
網浜「そうなのかな? そんなことよりも、グランプリのご褒美がシブがき隊との映画共演だったので、『(1人増えたけど)今から台本を直せるのかしら』と、いらぬ心配をしちゃったもんね(笑)」

85年組といえば、「花の82年組」と比較されがちだが、斉藤由貴、本田美奈子.、中山美穂、浅香唯、南野陽子、石野陽子、佐野量子(敬称略)…と錚々たる顔触れが揃う。

――『40th Anniversary LIVE!!! ID85』ライブは2日間、3ステージを行う予定だそうですが、内容に変化はあるのでしょうか?
網浜「基本的には3人の当時の持ち歌を披露するのと、同期の子たちの歌も少し歌いたいと思います。各回にSPゲストも来てくれる予定で、初日の夜が森下恵理ちゃん、2日目の昼が中村繁之くん、そして夜が大西結花ちゃん。
イメージとしては、当時人気だった音楽バラエティー番組『ヤンヤン歌うスタジオ』(’77~’87年、テレビ東京)のような感じになればいいなと思っています」

松本「私は正直、ずっと歌ってこなかったので、まだ私の歌を聴きたいと思ってくれる人がいるのかな…と不安な気持ちもあるのですが、カラオケで練習するなど頑張ってます」

網浜「当時からのファンの方はもちろんだけど、私はこの2月からTikTokライブを始めたことで、最近になって知ってくださる方もいるんです。そういう方にも3人のスペシャルなユニットを見届けに来ていただけたらと思いますね」

――昨年亡くなった中山美穂さん、’05年に亡くなった本田美奈子.さんへの、85年組としての追悼という意味合いもありそうですか?
松本「私にとっては大好きなお2人なので、この40周年を機にどこかで集まったりできないのはとても残念です」

網浜「そうですね。まだ信じられなくて悲しいけど、同じ40周年、彼女たちの素晴らしい歌と共に想いを届けられたらと思います」