横浜DeNAが横浜F・マリノスを吸収合併へ 小泉進次郎が“コメとベイ問題”解決で首相再挑戦

「横浜奪首」はDeNAの隠れた戦略?

’99年に横浜マリノスがライバルクラブの横浜フリューゲルスを吸収合併(横浜F・マリノスに改称)したように「SC相模原がマリノスを吸収し、統合したクラブにする」という裏技だ。

マリノスがJ2に降格した場合、日本最大7万2327人収容の横浜国際総合競技場(日産スタジアム)の本拠地継続は重荷となり、現実的でない。

実際、日産スタジアムの命名権が来年2月末で5年契約(総額6億円)を満了するが、現時点で更新の動きはない。

しかし、DeNAが実質的なオーナーになれば、話は違ってくる。ベイスターズとの連携で集客できるし、戦力増強も可能だ。

DeNAは主力のゲーム事業で、スマホアプリ『ポケポケ』が大ヒット。

スポーツ事業でもプロ野球のベイスターズ、バスケットボール・Bリーグの「川崎ブレイブサンダース」(旧東芝バスケットボール部)の観客数もアップ。

さらに売上高も収益も前年比で大幅増となっている。

どちらのルートを使っても、DeNAがマリノスの経営に参画すれば、チームの戦闘力が上がり、小泉氏の存在感も高まる。

昨季、セ・リーグ3位からの下克上で26年ぶりの日本一に輝いたベイスターズの今季のスローガンは、「セ界制覇」ではなく「横浜奪首」。

この“4文字”にDeNAの隠れた戦略が見て取れる。

「週刊実話」6月12日号より

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