「M-1優勝したら千鳥の大悟さんに寿司をおごりたい」インディアンスが明かす恩人たちとの交流秘話


インディアンス (C)週刊実話Web
――そんな武者修行をしつつ「ヨシモト∞ホール」のトーナメントを勝ち抜いて、M-1でも準々決勝、準決勝の常連になっていくわけですね。 

田渕「上京したタイミングが、すごい良かったと思います。今みたいに芸人が多いと、埋もれてたかもしれません。今はエグいですからね。それに結構フィーチャーしてもらえて、『にちようチャップリン』(テレビ東京系)とか、『ネタパレ』(フジテレビ系)に呼んでもらえて」 

きむ「大阪には当時、僕らが出られるようなネタ番組がなかったんです。東京に来たらいろんな番組でネタをやれて、内村(光良)さんとか、南原(清隆)さんとか、大阪だと会えるはずもない吉本以外の先輩にネタを見てもらえるうえに、『面白い』なんて言ってもらえる。こんな機会はなかなかないですよ」 

アドリブをどんどん入れるスタイル 

田渕「あとは『有田ジェネレーション』(TBS系)やな。有田(哲平)さんとウッチャンナンチャンのお二人は、今でも仕事でご一緒するとメチャクチャうれしいです」 

きむ「僕はあまり褒められたことはなかったんですが、内村さんが『田渕くんもいいけどツッコミもいいね』って言ってくださったことで、見られ方もちょっと変わった気がしましたね。それに、東京はライブ数も多くてネタが足りずマンネリ化してきたのもあって、アドリブをどんどん入れていく今のスタイルが徐々に仕上がっていったんですよ」 

田渕「最初はアドリブを入れてもウケないんですよ。頭で考えても、感覚をつかんだと思ってもウケない。たまにすごいウケる箇所があって、それを集めていく作業でしたね」 

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