「M-1優勝したら千鳥の大悟さんに寿司をおごりたい」インディアンスが明かす恩人たちとの交流秘話

 

インディアンス (C)週刊実話Web
――M-1でブレイクする前の2016年に東京進出してるんですね。めちゃくちゃ早くないですか? 

田渕「たまたまタイミングが合ったので。大阪時代は結構くすぶってて、劇場でトップ組入って賞レースで結果を出してって話をしてたんですけど、きむが言い出したのが早かったんですよ。本当は賞レース引っ提げて東京進出したかったんですが…」 

きむ「『5upよしもと』(2014年に閉館した大阪の劇場)で初めて一軍になれたのに、そこから劇場が『よしもと漫才劇場』に変わったんですよ。そのときに支配人から『漫才頑張ってほしい』って言われたんで1年だけ頑張って、ちょうど仕事が一段落するタイミングで上京しました」 

「大阪よりよっぽどウケるぞ!」 

――勝算はあったんですか? 

田渕「マジでないですよ。だって俺ら、上京を止められてたんですから。先輩の意見も半々で。勝算も金も仕事もなくて、4月1日に東京に行ったのはいいけど、渋谷の『ヨシモト∞ホール』の出番は5月からやと。そしたら、きむがお笑いのインディーズライブを探してきて」

きむ「『東京 お笑いライブ』で検索して(笑)」

田渕「中野の狭い劇場で、お客さんがおっちゃん4人。でも、これがめっちゃウケたんですよ。椅子から転げ落ちて笑ってくれて。『これ、大阪よりよっぽどウケるぞ!』と」 

――めちゃくちゃ地下ライブじゃないですか。 

田渕「怖いSMの格好した魔族さん(24年解散)がインパクトありましたね」 

きむ「羽の生えた魔王みたいな人もいましたよ(笑)」
 

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