千葉“ディズニー”マリーンズ誕生か 球場の老朽化、韓国進出…ロッテとオリエンタルランドの思惑が合致

千葉マリンスタジアム (C)週刊実話Web
東京ディズニーランドなどを運営するオリエンタルランド(本社・千葉県浦安市)が、豪華客船による「ディズニー・クルーズ」計画を発表したのは7月9日のことだった。

「ミッキーやドナルドなどのキャラクターも乗船し、船上でさまざまなショーが楽しめる。海外には向かわず、首都圏発着で途中どこの港にも寄港しないショートクルーズのため、料金は2~4泊で1人10万~30万円とリーズナブル。この料金には、宿泊代や食事代も含まれます」(旅行雑誌編集者)

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クルーズ船ツアーは若者からシニア層まで大人気で、同社は年間利用者40万人、売上高1000億円を目指すという。

「来年からドイツで建造し、2028年に日本で就航する予定の豪華客船は、造船費が3300億円とされています。これはディズニーシーの総工費と同規模で、東京ディズニーリゾートの年間売上高の約半分に当たります」(同)

オリエンタルランドの本気度が伝わってくる新規事業だけに、PRの規模も桁違いだ。なんと、千葉ロッテマリーンズを買収し、集客の相乗効果を目指す計画が噂されているのだ。

広告代理店関係者が言う。

「チーム名が『千葉ディズニー・マリーンズ』となれば、NHKでもその名称で報じられ、PR効果は100億円に値する」

しかし、千葉ロッテの親会社ロッテHD(本社・東京都新宿区)は、菓子事業とプロ野球事業が共に好調。球団を身売りしなければならない理由は見当たらない。