石破茂氏が“女性がらみの急所”を官邸に握られた!? 岸田首相「続投」悪夢のシナリオ



「ポスト岸田」は総崩れ

ただし、岸田首相の最大のライバルと目されている石破茂元幹事長も、依然勝つための目算が立っていないという点で状況は同じだ。

石破氏は、あらゆる世論調査で次期首相候補のトップに名前が挙がっているが、国会内で勉強会を開いても出席者は最大17人で、党内での不人気ぶりは相変わらず。

「しかも、勉強会出席者の半数近くが旧二階派の所属議員。これは石破氏を担いで主流派になりたい旧二階派の武田良太元総務相の差し金とみられています」(旧石破派中堅議員)

もっとも、武田氏が集められる議員はせいぜい20人が限度だという。

「これに対して、二階俊博元幹事長側近の林幹雄元幹事長代理は、小林氏で旧派閥をまとめようとしており、混乱をきたしているのです」(同)

他方、石破氏が2018年の総裁選と同じく支援を期待する参院平成研究会のメンバー約20人も、同グループに近い小渕優子選対委員長が首相支援に回る可能性があるため、様子見を決め込む議員が多い。

前出の中堅議員によると、「推薦人20人は確保できるだろうが、現時点で石破氏を推そうと決めている議員は30人もいない」状態だ。