「イスラエルをネタにしてディスったら…」ウーマンラッシュアワー・村本大輔は米国でも絶賛炎上中

お客さんからの反応がツッコミ

村本大輔 (C)週刊実話Web
――ところで、皮肉なジョークで笑わせるスタンダップコメディーは、日本人になじみが薄いと思われます。村本さんはどこに惹かれたんですか?

村本「漫才のネタの中に自分の意見を入れたときの反応に手応えを感じるようになってから、向こうのコメディアンに興味を持つようになったんです。
デイブ・シャペルというコメディアンが『アメリカ中のすべての意見は、どこかのコメディークラブでコメディアンが代弁してる』と言ってるんですけど、スタンダップコメディーって、基本的に自分の意見を笑いに変える表現なんですよ。そういう個々の意見をコメディーにしてしまうという土壌が面白いと思って。
で、自分がその土に埋まったとしたら、10年後、20年後、どんな芸人になっているんだろうと想像したらワクワクしてきて、それでアメリカへ行くって決めたんです」

――漫才の笑いとはどこが違うのでしょう?

村本「漫才は話の論点を面白おかしくズラして笑いをとるコンビの会話芸です。爆笑問題さんの毒のある時事ネタ漫才も、太田(光)さんが何かを言う度に田中(裕二)さんがツッコミを入れることで笑いになってますよね。
でも、1人でやるスタンダップコメディーにはツッコミがいない。お客さんからの反応がツッコミなんですよ」

村本大輔 (C)週刊実話Web