バウアー「楽天入り」の可能性 スーパー助っ人NPB復帰の“キーマン”が仕掛けるウルトラCの秘策

ドジャースにもラブコール

タイミングよく、楽天・三木谷浩史オーナーも7月反攻の進軍ラッパを響かせている。

「経営の足を引っ張っていた携帯電話事業にメドがついた。総務省から念願のプラチナバンドを割り当てられたからです。これで他社と互角に張り合えるようになる。楽天モバイルの黒字化には800~1000万回線が必要とされていますが、現在すでに700万回線を突破。あと一踏ん張りです」(経済ジャーナリスト)

バウアー獲得を起爆剤にクライマックスシリーズで下克上を演じれば、宣伝効果も期待できる。

「後半戦だけのスポット参戦なら1億円程度で契約が可能な上、消えない“球団身売り説”も打ち消せる。昨年末にハラスメント問題で楽天を解雇された安楽智大投手は現在、バウアーと同じレッドデビルズで活躍している。そこにも球団の恩情とバウアー獲得の深謀遠慮が透けて見える」(前出・スポーツ紙デスク)

当のバウアーは、自身のXで“投壊”しているドジャースに「もし彼らが必要とするなら僕はリーグ最低保証年俸で投げます」とラブコールを送っているが…。