バウアー「楽天入り」の可能性 スーパー助っ人NPB復帰の“キーマン”が仕掛けるウルトラCの秘策

日本の独立リーグ経由で獲得か

FOXニュースによると、データ分析の創始者とされる著名人がXで「MLBはバウアーとの契約を積極的に受け入れなければ、10億ドル(約1600億円)の訴訟に負けてしまう」とつぶやいた際、こう投稿したのだ。

「本当はこの道(訴訟)を選びたくないが、今のように(MLBから)締め出しが続けば、他に選択肢はないかもしれない」

これにMLB側が過剰に反応し、近づいていたはずのメジャー復帰が絶望的になったという。

そこで船首を向けたのが、日本カムバックだ。

「今年3月まで関心を示していた古巣DeNA、ソフトバンク、ロッテ、中日のうち、DeNAは外国人が堅調、中日は投手力が万全、ソフトバンクは独走状態で及び腰。“ガラスのエース”佐々木朗希を抱えるロッテは可能性を残すが、ここにきて楽天入りが急浮上している」(前出・スポーツ紙記者)

東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地・仙台は、色川氏の故郷。代理人機能も備えるアジアンブリーズの日本法人も当地に本社を構える。バウアーを仲介するには、これ以上の立地はない。

「楽天は、MLBとNPBの関係に配慮。いったんレッドデビルズから茨城が譲り受け、楽天に金銭トレードする道を模索している。これならソフトランディングできるというわけです。アジアンブリーズ社も仲介手数料が二重に入り、新たなビジネスモデルとなる」(スポーツ紙デスク)