はるな愛「藤原紀香と陣内智則の結婚式で…」知られざる“秘話”を告白

上京直後は月給500円 


はるな愛 (C)週刊実話Web

――89年にシングル曲『チャンス』でレコードデビューされています。当時のプロフィールには16歳とありますね。

はるな「キャッチコピーは“未来少年”で、その頃はもうニューハーフの有名なお店で働いてました。14歳の終わりからお世話になっていたので」

――すごい早いですね。

はるな「私がモヤモヤしてるのを見兼ねたスナックのお客さんが、『賢ちゃんと同じ人がいる』って連れて行ってくれたお店でした。そこで世界が変わったんですよ。最初は皿洗いで働かせてもらって、ゆるい時代でしたから接客もしましたし、振り付けを習ってドレス姿でステージに立って。そこは私の芸能界でした。
当時そういう場所はあまりなかったし、周りに同じような年の子はいませんでしたけど、先輩たちも早くから働いていた方は多かったみたいですよ。みんな自分の居場所を探して、そこにたどり着いた人たちばかりでした。私はそのお店のCMに出ちゃって、親バレするんですけど」

――去勢手術も16歳と、かなり早いですね。

はるな「お姉さんたちがいろいろ教えてくれるんです。『はよタマ取りやぁ。おっきなんでぇ』って。靴もママが『絶対23センチから大きいのを履いたらアカン。痛くても我慢して23履いときや』と。纏足(てんそく=足首から下を布で緊縛して足の成長を妨げた中国の風習)みたいなもので、おかげで私は24センチ。そういう先輩方の知恵ですね」

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