『かぞかぞ』で河合優実に注目集まる 過去には下着姿で「金くれよ!」違法薬物にハマる売春婦役も

妊娠する女子高校生役も


役者デビューは2019年のドラマ『インハンド』(TBS系)。以降、セリフの少ない端役でキャリアを積み上げてきた。

「ダンスの方もおろそかにせず、アーティストからのミュージックビデオ出演のオファーも絶えません」(前出・テレビ局関係者)

その後、高校在学中に妊娠してしまう生徒役を務めた映画『由宇子の天秤』、SF好きで口下手な少女を演じた映画『サマーフィルムにのって』(いずれも2021年公開)の演技が評価され、さまざまな映画祭で新人賞を総ナメにする。

ブレークした『不適切にもほどがある!』で共演した阿部が所属する劇団「大人計画」の舞台にも出演して修業を重ねた。6月7日公開の主演映画『あんのこと』では、これまでにない役柄にも挑戦している。

「幼い頃から母親の虐待を受け、売春を命じられて金を稼ぐうちに、違法薬物に手を染めて逮捕される21歳の女性役です」(映画プロデューサー)

人情味あふれる刑事(佐藤二朗)や、更正施設を取材する正義感の強いジャーナリスト(稲垣吾郎)に見守られながら、生きる希望を見出していく姿が描かれる。

「ラブホテルで薬物中毒の男を相手に売春している衝撃シーンから始まります。自分も薬物をキメているのか、足元をフラつかせ、ろれつが回らない状態で『金くれよ』と男に迫り、取っ組み合いになる。このとき河合は、上はTシャツ、下は肌着1枚という格好でした」(映画ライター)