釈由美子 (C)週刊実話Web
釈由美子 (C)週刊実話Web

「家城茜役は私にとって宝物です」 特撮映画『ゴジラ×メカゴジラ』が俳優人生のターニングポイントに【釈由美子 インタビュー】


釈由美子 (C)週刊実話Web

――特に気に入っているシーンを教えてください。


「カルト集団がミキを木に磔にして、『いにしえの神々を!』と言って処罰しようとする大草原のシーンが、オクラホマの自然の雄大さを感じられて、最も印象に残っています。

それと、あのシーンの撮影中、偶然にも遠くからコヨーテの“ワオォ~”という鳴き声が聴こえてきたんです。自然に起きたことが効果音になっていて印象的でした。


――集団の中にはヴィクラムと仲がいい女子高生がいて戦いに参戦するなど、とにかく展開に意外性がある。


「特撮ものは何といっても戦闘シーンが売り物です。その上で、監督ならではの、全く新しい世界観が描かれています。何より特筆すべきは、映像がキレイなこと。日本のものとは、ちょっと違っています」

日本の特撮は「今後も大事にしていきたいですね」

――ウルトラマンごっこをしたりするシーンが出てくるなど、日本のカルチャーへオマージュを捧げているシーンが、随所に見受けられます。「うれしいですよね。特撮やアニメが日本の誇らしい文化として認められ、しっかり定着している証しです。今後も大事にしていきたいですね」

釈は2021年に日本公開されたカナダ映画『ロックダウン・ホテル 死・霊・感・染』で海外作品に初参加を果たし、今回の出演が2作目となる。世界を股にかけて活躍する彼女に、現在の生活や今後について語っていただいた。