メバル 日本全国釣り行脚 (C)週刊実話
メバル 日本全国釣り行脚 (C)週刊実話

【メバル(クロメバル)】宮城県牡鹿郡/女川町産「な? やんべいいのが釣れっぺ?」~日本全国☆釣り行脚

神奈川県は横浜市の八景島向かいにて、春告魚のメバルを狙った前回。ミニカサゴやスズキは釣れたものの、本命メバルの顔は拝めずでした。

釣り仲間にその話をすると「なんだべ、ほしたらこっちゃ来いばいいんだぁ。夕方からちょこっとやれば、やんべいいの釣れっからよー」とのことで、宮城県は牡鹿郡女川町にやってまいりました。


【関連】【スズキ】神奈川県横浜市/八景島対岸産「海中ににじむウキの灯り…あらやだ、来ちゃった」~日本全国☆釣り行脚 ほか1両のディーゼルカーが、なんともローカルムード溢れる石巻線に揺られ、夕暮れ時、終点の女川駅に降り立ち、件の釣り仲間と合流です。

春告魚求めて三陸は女川へ

駅から海までは歩いてすぐ。「港内で十分釣れっから」ということで、手近な岸壁で早速やってみることにします。安物のセット竿に市販の胴突仕掛けを結び、エサは「ほれ、オイデ(釣具店)で買ってあっからこれ使え」とアオイソメを分けてもらいます。

「オイデの使ったら他のは使えねっちゃ」と誇らしげに言うだけあり、極めて活きは良好。これは期待が持てます。


岸壁際に仕掛けを落とすとブルンッと早くもアタリがあり、釣れたのは10センチほどのミニメバル。頻繁にアタリはあるもののサイズは変わらず、釣っては逃がしを続けます。


日本全国釣り行脚 (C)週刊実話

釣り仲間も、「先月はやんべ(塩梅)いいのが釣れたんだけっど…」と浮かぬ表情です。しばらく続けてもらちが明かないことから、少し先に位置する埠頭の岸壁に移動することになりました。


「その前に風呂さへってくべ」ということで、女川駅に併設された温泉〝ゆぽっぽ〟でひとっ風呂。あらためて仕切り直しです。