3月も下旬となり、日に日に春の兆しを感じるようになってまいりました。今回はそんな春の訪れにならって、春告魚のメバルを夜釣りで狙ってみたいと思います。
向かった先は、神奈川県横浜市にあります八景島シーパラダイスの対岸、その名も八景島対岸と呼ばれる岸壁。程よい潮通しに加え、適度な岩礁帯や波消しブロックの入れられた岸壁は、昔からメバルの好ポイントとして定評のある釣り場です。
京浜急行電鉄を金沢八景駅で降り、しばらく来ぬうちにずいぶんきれいになったことに驚きつつ、シーサイドラインに乗り換え。市大医学部駅から歩いて程なくで釣り場に到着です。
早春の夜に春告魚を狙う
メバルのみならず、カレイ・タチウオ・アジなど、年間を通してさまざまな魚が狙える釣り場ゆえ、平日の夜でもそこそこ混んでいるかと思いきや、着いてみると釣り人の姿はポツポツ程度。最近あまり釣れていないのかしら、と少し不安に感じつつマリンゲート近くで準備に取りかかります。
このマリンゲート周辺は、足下に波消しブロックが入っていないので、ヘチ(岸壁際)を探れるんですな。早速、安物の長い磯竿にメバル用の胴突仕掛けを結び、エサのアオイソメをハリに掛けたら岸壁直下を探っていきます。
以前であれば、型はそれほどでもありませんが、ブルンブルンと飽きない程度にメバルが遊んでくれたはず…なのですが、しばらく探れどもアタリはありません。