メバル 日本全国釣り行脚 (C)週刊実話
メバル 日本全国釣り行脚 (C)週刊実話

【メバル(クロメバル)】宮城県牡鹿郡/女川町産「な? やんべいいのが釣れっぺ?」~日本全国☆釣り行脚


すぐにリールを巻きながら合わせるとギュンッと手応えが伝わります。先ほどのチゴダラよりも鋭く、力強い手応えを楽しみながら抜き上げたのは本命のメバルです。


メバル 日本全国釣り行脚 (C)週刊実話

25センチ近い良型に「な? やんべいいのが釣れっぺ?」と隣で見ていた仲間も満足気です。


落とし込みで食った旨を伝えると、程なく仲間にもヒット。バチャバチャと水面で派手な音を立てながら釣り上げられたのは、ワタクシのよりもさらに一回り大きめで、25センチは優に超える良型のメバル。尺近いというのも大袈裟ではなかったようです。


メバル 日本全国釣り行脚 (C)週刊実話

さて、メバルといえば煮付けが定番。型もよいことから可食部もたっぷりです。


日本全国釣り行脚 (C)週刊実話

程よく締まった白身は上品で非常に美味。ちょっと濃いめの煮付けは〝愛宕の松 特別純米 むすび丸カップ〟との相性もよく、小物ながらにギュギュンッと竿を絞り込むメバルの鋭い手応えを思い出しながら、チビチビやるうちにほろ酔いに。


仲間のお誘いのおかげさまもあり、〝江戸の敵を長崎で討つ〟ではありませんが、横浜でのメバルリベンジを女川で果たせて満足な釣行となったのでありました。
三橋雅彦(みつはしまさひこ) 子どもの頃から釣り好きで“釣り一筋”の青春時代をすごす。当然の如く魚関係の仕事に就き、海釣り専門誌の常連筆者も務めたほどの釣りisマイライフな人。好色。