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NGT48山口真帆“アイドルハンター”に玄関先で暴行受けグループ脱退〜女性芸能人暴行事件史⑥

山口真帆
山口真帆(C)週刊実話Web

2019年1月、新潟市を拠点とするAKB48グループの「NGT 48」山口真帆が、前年の12月に自宅の玄関先で男2人に「顔を掴まれる」などの暴行被害を受けていたことが明らかになった(男2人は逮捕されたがのちに不起訴)。

山口は、事件の顛末を動画配信サービス「SHOWROOM」で涙ながらに告白。男たちと〝つながり〟のあったメンバーが山口の帰宅時間などの情報を流していたことや、運営が〝疑惑のメンバー〟に対する処分をしてくれなかったことなどを暴露。大騒動となり、連日ワイドショーなどで大きく扱われることになった。

疑われたメンバーが警察に携帯を提出

「男2人は、グループ内でも有名なファン集団『Z会』の中心メンバーで、〝アイドルハンター〟と呼ばれていました。彼らは、山口以外にも複数のメンバーが住むマンションに部屋を借りていて、いつでも彼女たちに接触できる環境にあったんです」(芸能記者)

メンバーの中井りかと、Z会の1人の熱愛関係が報じられるなど、本来は禁じられているメンバーとの個人的な〝つながり〟も複数あったという。

「ただ、山口の襲撃に関しては、事件への関与が疑われていたメンバーが携帯電話を警察に提出してまで調べても証拠が出てこなかった。このため一時は、山口の〝被害妄想〟の可能性まで指摘されたほどでした。とはいえ、ショックを受けている山口の心に寄り添うことのできなかった運営の対応も、明らかにマズかった」(同・記者)

結局、山口は同年5月18日に、NGT 48劇場で行われた公演をもって、グループを卒業。5月25日付で大手芸能プロへの移籍が発表されたが、事件の真相をめぐっては、今もネットやSNS上でさまざまな議論を呼んでいる。

「一歩間違えれば性的暴行事件になりかねなかったわけで、グループの運営、管理体制が大きく問われることになりました」(同・記者)

AKB48グループの凋落は、ここから始まったといっても過言ではない。

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