「大コケ」の声も…朝ドラ・大河・紅白、NHK看板番組に何が起きたのか【NHK女子アナ戦国時代6】

『豊臣兄弟!』Xより

デジタル化の津波が押し寄せる中、公共放送のNHKは番組制作の質・量で民放局を圧倒。若手からOGまで女子アナも注目の的だ。だがその女子アナたちに“異変”が起きている。巨大組織が抱える“病巣”と“近未来”をクローズアップした(6回中の6回)

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朝ドラ『風、薫る』に吹く逆風

組織の腐敗は、ダイレクトに番組の質の低下として表れるもの。NHKの屋台骨である「連続テレビ小説(朝ドラ)」と「大河ドラマ」が、かつてない逆風に晒されている。

’26年度前期の朝ドラ『風、薫る』は、見上愛(25)と上坂樹里(21)のフレッシュなW主演で、明治時代に近代看護学を学んだナースたちの奮闘を描いた。「女性の自立とシスターフッド」という現代的なテーマを明治に持ち込んだ意欲作のはずだったが、蓋を開けてみれば視聴率は低迷し、関係者の間では「大コケ」の烙印が押されている。

「史実をベースにしながらも大胆なフィクションを織り交ぜた脚本が、かえって視聴者の共感を削いでしまった。ヒロインたちが困難にぶつかる描写が陰惨すぎると、朝から見るには重すぎるという声が殺到しています」(テレビ誌ライター)

大河『豊臣兄弟!』が炎上した理由

一方、仲野太賀が主演を務める大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、インターネット配信サービス「NHK ONE」での再生回数が100万回を突破するなど、数字上は好調を維持している。しかし、コアな歴史ファンから猛烈なバッシングの嵐が吹き荒れているのだ。

「豊臣秀長の立身出世物語ですが、エンタメ性を重視するあまり、史実からの逸脱があまりにも酷いと炎上しています。登場人物の年齢設定や時代考証のミスが毎回のようにSNSで指摘され、『これは歴史ファンタジーだ』と揶揄される始末。視聴率さえ取れればいいという民放的な発想に陥り、公共放送としての大河の矜持を捨てたのではないかと批判されています」(時代劇研究家)

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