【米FA&NPBドラフト】平良海馬に米8球団が集結…横浜高・織田やアジアの超新星を巡る大争奪戦の裏側

平良海馬インスタグラムより

メジャースカウトが獲得を狙う標的は、サトテルこと阪神・佐藤輝明(27)だけではなかった。

9月9日、米メディア『Halo Hangout』が、ロサンゼルス・エンゼルスが埼玉西武・平良海馬(26)を調査していると報じた。同メディアはエンゼルスの専門サイトでもある。「ヤンキース、カブス、マリナーズ、レンジャーズ、タイガース、パドレス、ホワイトソックスのスカウトも埼玉に集結した。獲得できたらなんて悠長なことは言っていられない」と、先発ローテーションの強化が必須というチーム事情から、まるで今オフの補強の最優先事案のように伝えていた。

エンゼルスといえば、9月1日にクロエンケ・スポーツ&エンターテインメント社への球団売却で最終合意したと発表したばかり。MLBの最終承認を経て、2027年第1四半期に完了する見込みだ。新オーナーとなる予定のスタン・クロエンケ氏について、こんな情報も聞かれた。

「『勝たせるオーナー』としても知られています。アメフト、バスケ、アイスホッケー、サッカーなどのプロスポーツクラブを複数持っており、補強と育成はもちろん、スカウト活動に巨額な出資をすることでも有名です」(現地記者)

とはいえ、平良もサトテル同様、今オフの米球界挑戦が正式に決まったわけではない。佐藤は阪神がポスティング移籍を容認するかも焦点となる。有事の際は、この2人が米FA市場の主役となるだろう。

甲子園を沸かせた横浜高・織田翔希…「NPB回避」を巡るスカウト陣の攻防


また、日本人投手といえば、今夏の甲子園大会を沸かせてくれた横浜高校の織田翔希(18)にも、米スカウトの熱い視線が向けられている。

織田は9月17日にプロ志望届を提出したが、日本球界かメジャーかの進路は明言していない。志望届は日米どちらの球団と面談する際にも必要な手続きで、横浜高校が国民スポーツ大会(旧国体)に出場するため、面談は大会終了翌日の10月7日以降となる。ドラフト会議は10月22日。本人は「自分の意志で決めたい」と話している。

NPBを経由せずにメジャーリーグと契約するとの見方もされており、NPBを経由せずにメジャーリーグと契約するとの見方もされている。佐々木麟太郎がソフトバンクからの1位指名を蹴って、マーリンズを選んだこともあり、織田の指名回避も予想される一方、「自国のドラフト候補を守る意味でも強行指名すべき」との声も聞かれた。

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U-18アジア選手権で躍動するアジアの至宝…日米韓台入り乱れる獲得レース


織田も出場したU-18アジア選手権(台湾・9月7日〜)では、アジアの2選手にも注目が集まった。日本は決勝で韓国に敗れ、準優勝に終わっている。

「注目を集めたのは、韓国のハ・ヒョンスン、台湾のリュウ・レンヨウの両投手です。ハは打者としての評価も高く、リュウもいきなり156キロを計測し、会場を驚かせました」(特派記者)

ハは日本戦2試合を含む3試合で計15回2/3を投げ、無失点、25奪三振。一部ではヤンキースからの300万ドル(約4億6100万円)のオファーを断ったと伝えられ、21日のKBOドラフトでは1位指名権を持つキウム・ヒーローズに指名された。

一方のリュウは高校2年生。日本戦では織田と投げ合い、4回2/3を2失点だった。日米のスカウトが来年の獲得に向けて視察しており、外国人スカウトからは「年内にどこかのMLB球団が契約する」との声も出ている。

織田の進路とは別に、アジアの若き才能をめぐる争奪戦はすでに始まっている。

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