63歳"崖っぷち"選手がまさかの1着! 近畿競輪の珍事【漢の旅 大阪府岸和田市(1)】

岸和田競輪

『週刊実話 ザ・タブー』で連載中の藤木TDC氏による「漢(オヤジ)の旅」は、全国の公営ギャンブルをめぐる月一のディープツアーガイド。今回は、大阪府岸和田競輪に突撃だ!(2回中の1回)

■岸和田はLCCで格安アクセス

今月、来月と前後編2回に分けて、大阪府岸和田市で「競輪」、そして住之江区で「競艇」という自転車・ボート二刀流の旅だ。

前編、競輪場のある岸和田市は大阪南部、いわゆる「泉州」と呼ばれる地域にあり、重さ4トンの山車を猛スピードで引き回す「だんじり祭」が有名。映画にもなった人気小説『岸和田少年愚連隊』で知られる男くさい街で、東京モンの競輪予想は通用するのか。いざ、腹決めて車券勝負したろかい!!

大阪といえば関東圏の人間は新幹線で移動と考えがちだが、飛行機で行く選択肢もある。こと成田空港発~関西国際空港(関空)着の格安航空会社(LCC)を使えば、運賃は新幹線よりもかなり安い。

しかも今回訪ねた岸和田は、関空から南海電車で約20分。新幹線の新大阪駅から向かうより圧倒的に近い。朝7時台成田発のいちばん安いジェットスター便なら往復でも1万円台。都内から成田までの移動費用を含めてもだいぶ割安だ。

さらに、そこから堺市に移動すれば、住之江競艇にも至近という公営ギャンブルパラダイス。そんなわけで今回は真夏の賭博旅行2連チャン、まずは前編の「岸和田競輪編」である。

■春木駅から徒歩5分の競輪場

特急ラピート号

朝5時に起きて成田を目指し、7時台の便で出発すれば9時台に関空着。空港に隣接した関西空港駅から南海電車に乗るが、終点駅なので鉄人28号を思わせる特急ラピート号(なんば行)が停車してたりして、鉄道ファン狂喜である。そこから急行に乗って岸和田でいったん降りてホテルに荷物を預けても、まだ第1レース発走には充分時間がある。

競輪場があるのは、岸和田から2駅先の春木駅。そこから徒歩5分で競輪場だ。入り口には令和競輪界の絶対的トップ選手・古性優作のいかつい顔がデカデカと掲示。バンクは南海線の線路脇、ガタゴト列車の通る音を聞きながら観戦で、時には競輪選手と電車がかけっこする微笑ましい光景も見られる。

【関連】静岡競輪ナイターに突撃! 渋滞・空腹・全敗に追い詰められ「グヤジ〜!」と涙した初日【漢(オヤジ)の旅 静岡県静岡市編(1)】