創価学会が振り回された中道改革連合、わずか8カ月で空中分解の舞台裏

本当は「分裂・崩壊が先」だった(中道HPより)

「もし、中道がなくなる時には、たぶん私は政治家辞めてます」

中道改革連合政調会長の職にある岡本三成衆院議員(公明党系)が、2月末にとあるYouTube番組で公言したセリフである。ただし、岡本氏は締切日(9月12日)までに辞めた事実はない。

予想された展開通りに「中道改革連合・公明党・立憲民主党」合流は破綻した。ついでに付け加えれば、中道結成の責任者の1人、野田佳彦前共同代表(元立憲民主代表)は記者会見さえ開かずに、中道ホームページ上で「謝罪表明」したのだが、もう1人の責任者・斉藤鉄夫前共同代表(元公明党代表)は、それすらもしていない。

自民側「早く政権に戻ってきてよ」

NHKが8月10日に公表した世論調査の政党支持率では、自民党が35%なのに対し、中道はわずか1.7%。参院議員しかいない立憲民主党(2.8%)、公明党(2.2%)より低位。要するに「泥船」そのものだった。

それでは政党助成金のような金の問題はどうなるのか。単純に整理すると、こうなる。解党なら未交付分は消滅。分党なら新党間で按分。離党なら残党に集中する。本当に政治的理念を貫くなら、公明党系の中道議員は離党すべきである。

ところが――。西日本新聞1紙だけが、『自民、公明に熱い視線 中道分裂で「協力」に期待』なる“公明党与党復帰羨望”論を書いている(9月4日配信)。

高市政権に参加してもらい、内側から暴走に歯止めをかけてほしいとの願望が透けて見えるが、見逃せないのは匿名の公明党系中道議員の記事内コメントだ。

〈自民側から『早く政権に戻ってきてよ』とよく言われる。『自公政権の方が良い政策を実現できる』と言う人もいる〉

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