創価学会が振り回された中道改革連合、わずか8カ月で空中分解の舞台裏

"有言不実行"の岡本議員

中道とは、仏教用語だと聖教新聞1面で創価学会教学部長=原田稔・創価学会会長の息子=を登場させて支援を説いた責任は一体、どこへいったのか。

東京都内壮年部の友人が苦言を呈する。

「今の公明党に筋の通った指導はできない。故・池田大作名誉会長が存命なら、公明党議員にそんな“暴言”は言わせませんよ。1月に中道だ、公明参加だと煽っておいて『元に戻します』なんて、一般学会員にどう説明すればいいのか…」

さらに、一般学会員を当惑させるのが統一会派問題である。

〈立民が提案した参院統一会派について、公明は「根本政策が一致しない」(西田実仁幹事長)と拒否。党幹部は「政策が合わないなら合同会議は廃止だ」と語る。一方、衆院では中道が正式に分裂しても、立民系(21人)と公明系(28人)が統一会派を結成する方向。国会対応の主導権を確保するため、国民民主党(28人)を上回る勢力を維持する狙いだ〉

と報じたのは時事通信(9月3日配信)。参院は別々の党で統一会派は組まず、衆院は統一会派を作るという実に分かりにくい方向性だ。ならば、参院の公明党議員が中道に合流する手もあってしかるべきだったのに、

「公明だけが合流した場合、公明色が強い中道になり、かえって中道の惜敗者の離党につながる」

と、竹谷とし子公明党代表は珍奇な公式見解を述べている。これでは、支持母体の創価学会に混乱と動揺を招くばかりではないか。