織田裕二に5000人熱狂!『踊る大捜査線』再始動で見えた"令和の若者には伝わらない"青島人気

"青島って誰?"を裏付けるネットの声

一方、若年層からはリアルタイムに視聴していたファンとは一線を画した声も上がっている。

「ネット掲示板では、20代の女性が同シリーズを『知らない』と反応し、代わりに全く別の声優の名前なら知っているとボケたやり取りが紹介された。いかりや長介さんや深津絵里さんら往年のキャストはおろか、織田裕二自身を『知らない』と反応した者もいたという。真偽は定かではないが、『最後の映画から14年も空いているのだから知らなくて当然』といった書き込みも見られ、若年層の一部には、そもそも『踊る大捜査線』をリアルタイムで知らない層がいることもうかがえるのです」(前出・芸能記者)

実際、大手ニュースサイトの特集でも同シリーズが「Z世代は知らないあの頃の日本」を映す"平成の香り"漂うコンテンツとして紹介しており、当時を知らない世代にとっては懐かしさよりもむしろ新鮮な"昭和・平成の資料映像"に近い存在になりつつあることを示唆しているのだ。

制作陣も"同窓会映画"批判を意識?

もっとも、制作陣がこの"同窓会映画"的批判を意識していないわけではなさそうだ。新作には、青島を中心としながらも、若手の所轄刑事や、真下正義・雪乃夫妻の息子、正体不明の女子高生といった次世代キャラクターが新たに投入されている。

あえて次世代の人物を物語に組み込んだ構成からは、「単なる同窓会映画に終わらせたくない」という制作側の狙いも透けて見える。裏を返せば、そこに単なる"懐古趣味"に見せない狙いがあるとも取れるからだ。

"同窓会商法"の成否は18日に

とはいえ、昭和・平成のヒットコンテンツを令和の劇場に持ち込み、かつての視聴者をそのまま観客動員につなげる――そうした手法は興行の王道戦略とも言える。織田裕二は満を持して14年分のブランクを埋めるべく舞台に立ったが、9月18日の映画公開後、劇場に足を運ぶのが果たして"かつての青島世代"だけなのか、それとも若い世代を巻き込む意外な広がりを見せるのか。“5000人の熱狂”が本物の大ヒットへとつながるか否か、その答え合わせはすぐそこまで迫っている。

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