織田裕二に5000人熱狂!『踊る大捜査線』再始動で見えた"令和の若者には伝わらない"青島人気

『踊る――』人気は令和の若者にどう響くか!?

9月13日、大阪駅前のグランフロント大阪「うめきた広場」に、俳優・織田裕二(58)の姿を一目見ようと約5000人のファンが押し寄せた。

9月18日公開の映画『踊る大捜査線N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』の公開直前イベントで、織田が"青島俊作"として大阪の地を踏んだのは実に14年ぶり。「もうかりまっか」の関西弁ボケに大歓声が上がり、最後は観客全員で拳を突き上げて「ヒーズ!」「バック!」と声を合わせる熱狂ぶりだった。

同イベントは数字だけ見れば、往年の人気シリーズの健在ぶりを示す華々しいニュースだろう。だが、この観衆の中身を冷静に見つめると、また違った景色が浮かび上がってくる。それが『踊る――』をリアルタイムで見ていた世代と、令和の若者間に存在するギャップなのだ。

"5000人の中核"は一体誰なのか

芸能記者が言う。

「『踊る大捜査線』がフジテレビ系でスタートしたのは1997年1月。当時30歳だった織田が新米刑事・青島俊作を演じ、破天荒な刑事ドラマとして社会現象と呼べるほどの人気を博した。2003年公開の第2作『THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は興行収入173.5億円を記録し、2025年に映画『国宝』に抜かれるまで実に22年間、実写邦画の歴代興行収入No.1の座に君臨し続けた"金字塔"でした。単純計算すれば、放送開始時に20~30代だった視聴者は、今や40~60代に差し掛かっている世代。それもあって梅田に集った5000人の中には、青島とともに歳を重ねてきた"同世代ファン"が多かった可能性が指摘されているのです」

かつてテレビの前で胸を熱くした世代が、四半世紀以上の時を経てそのまま劇場へ足を運ぶ――来年2027年には放送開始から30周年という大きな節目を迎えることもあって、この"同窓会"的な盛り上がりが映画公開前の熱気を支えているのも事実なのだ。

古参ファンでさえ「あの時代限定」と認める

また、SNS上にはイベントへの歓喜の声に混じり、14年ぶりの新作で新たな相棒役を担う趣里の起用について「すみれさんが隣にいてこそ」といった投稿もあり、長年シリーズを支えてきたファンの本音も見え隠れしているようだ。

「同様にX(旧Twitter)では熱心なファンを自認する投稿者から『あのキャスト、あの時代だからこそ面白かった』といった趣旨の声も上がっており、往年のファンの間でさえ"時代限定"の熱狂だったと捉えている向きがあることがうかがえるのです」(夕刊紙記者)

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