本拠地"鬼門"? 阪神マジック18でも油断大敵"甲子園で苦戦する虎"に漂う不吉なデータ

ホームで勝てるかがリーグ優勝のカギか

セ・リーグ首位を独走してきた阪神タイガースに、ここへきて見過ごせない数字が浮かび上がっている。

9月5、6日の横浜DeNA戦(甲子園)で連敗を喫し、優勝マジックは「18」のまま3日連続で変わらず足踏みが続いている。2位・巨人が広島戦を制したため、ゲーム差は2.5まで縮まった。

5日は2-3の接戦を落とし、6日は先発・大竹耕太郎が今季最短となる2回3分の0で降板するなど序盤から主導権を握られ、1-4で完敗した。

同一カードでの2連敗は3カードぶりのことで、本来なら貯金を積み増すはずの終盤戦で、むしろ首位の座を脅かされかねない黒星が続いている格好だ。先発した大竹は今季16度目の登板ながら5勝8敗、防御率2.80と、勝ちきれない星取りが続いている。

そうしたためか、藤川球児監督は6日の敗戦後、「相手が上回っているようには見えました」と率直に語ったと伝えられ、開幕から独走に近い戦いを続けてきたチームの指揮官の言葉としては、意外なほど弱気なニュアンスと受け止められている。

首位を走るチームの監督が試合後に相手の力量を素直に認める発言は、それほど多くはないからだ。

甲子園が"五分"という誤算

また、同時に見逃せないのが、本拠地・甲子園球場での成績だ。今季はここまで24勝23敗1分けと、まさかの五分に近い数字となっている。ホームでの戦いが必ずしも独走の原動力になっていない実態が浮かび上がっているのだ。

実際、9月に入ってからは5試合を終えて2勝3敗と黒星が先行している。とりわけDeNAとの直接対決では、今季ここまで10勝10敗と五分にとどまっており、セ・リーグ球団の中で唯一勝ち越せていない相手となっている。

「強い阪神」を印象づける記事が並ぶ一方で、本拠地での足踏みはこれまであまり語られてこなかったが、実は交流戦や上位対決といった大一番になるほど、甲子園の"アドバンテージ"が薄れているようにも映っているのである。

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