細木数子の“娘”細木かおりがNetflix『地獄に堕ちるわよ』を本音評価「事実と違う部分も多々ありました」

細木かおり(C)週刊実話Web

姪から“娘”へ――養子縁組の舞台裏

――配信後、周囲の反応はどうでしたか?
細木 もう、本当に賛否両論です。フィクションという断りが入っているのに、あれを本当のエピソードと思っている方も多くて「詐欺師の娘!」とか「もう(メディアに)出てくるな!」などと散々な言われようです。特にラストのほうで戸田さんが「私は占いなんて信じないわよ」みたいなセリフを言うのですが、あれを鵜呑みにして「そうだったんですね。私も今日を限りに、六星占術は信じません」と仰って来る方もいらっしゃいました。

――さすがに、それには反論した?
細木 本来の意味は「占いの結果に一喜一憂するな」ということだと思うのですが、母のスタンスは来る者拒まず去る者追わずでしたので、変に弁解や弁明をするつもりはないです。

――細木数子さんにはお子様がいませんでした。’16年に養子縁組をして後継者となるわけですが、どのようないきさつでそうなったのでしょう?
細木 私は姪にあたる(細木数子の妹の娘)のですが、六星占術の継承を最初に打診されたのは17年ほど前のことです。「養子になって私の後を継いでほしい。あなた以外に任せる気はない」と言われました。でも、専業主婦だった私は、色よい返事ができずにいました。母からは、小さい頃から占いの話を聞かされていて基礎的なことは知っていましたし、姪や甥の中で私を一番かわいがっていたからこその打診だったとは思うのですが…。養子になるということは、母がやってきた鑑定などを受け継ぐだけでなく、バッシングされたり週刊誌などであれこれ書かれたりしてきた母の苦労やポジションを受け入れることでもあるわけですから。

――数子さんはどんな印象の人だったのでしょう?
細木 40歳も違うので、私から見たら“普通のおばあちゃん”なんですよ。ゴージャスさやパワフルさはありましたけど(笑)。特に強引さを感じたのは、中学生のときからお見合いをさせられたことですね。

――ずいぶんと気が早い。
細木 母自身は結婚して離婚も経験し、子供には恵まれなかったので、「女の幸せは結婚して子供を育てること」と常に言ってました。早くに私を結婚させ、仕事をしたくなったら、いくつになってもできるという考えだったと思います。当時、母の鑑定を受けていたご夫婦に大学生の息子さんがいて「この人と結婚しなさい」と言われたのが最初です。もちろん、即答しませんでしたが、その後もいろいろな縁談をいただきました。数年後、件の息子さんが母のもとに恋愛相談にみえられて「その女性とは別れてかおりに電話しなさい」と、勝手に私の番号を教えたんです。そこからトントン拍子に進み、結婚することになりました。母に言われた通り、電話をしてきた彼に興味が湧いたんですね。